みかさとは、卵、小麦粉、砂糖にハチミツを加えて、ふっくらと褐色に焼き上げた皮で、たっぷりの粒あんを包んだ美味しい焼き和菓子です。
ふっくらとしながらも、しっとりとした皮は、均一な焼き目の香ばしさと、ほどよい甘さが特徴です。頬ばった瞬間、粒あんの甘みと香ばしい皮の味わいが口いっぱいに広がります。
こんもりとした笠のような見た目のとおり、食べ応えがあり、至福のモグモグ感に満たされます。
同じ和菓子でも、柏餅などは一枚の生地に餡をのせて包みますが、みかさは上下から笠と笠を重ねて餡を包むのが特徴です。
三笠山のかたちに由来する説が有名ですが、「かさ」と「かさ」を「かさ」ねる。 そんな語呂合わせから、「みかさ」と呼ばれるのかもしれませんね。